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カテゴリ:圧力メータ・コントローラ

EL-PRESS P-702CV / P-602CVの新しいバルブ

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EL-PRESSシリーズはブロンコストが製造・販売している電子式圧力トランスデューサ・圧力コントローラ(EPT/EPC)です。



LOW-DP-FLOWシリーズのコントロールバルブが新しいものに変わりましたが、EL-PRESSの圧力コントローラ(圧力メータ・バルブ一体型)のコントロールバルブも新しいものに変わりました。

P-702CV(旧)
入口圧力制御(流れ方向は左→右)用のP-702CV (旧型のバルブ)

P-602CV(旧)
出口圧力制御(流れ方向は左←右)用のP-602CV (旧型のバルブ)

P-702CV(新)
入口圧力制御(流れ方向は左→右)用のP-702CV (新型のバルブ)

EL-PRESS圧力コントローラの詳細や御見積については、ブロンコスト・ジャパンにお問合せ下さい!

メタルセンサ搭載IQ+FLOW圧力メータ・コントローラ

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IQ+FLOWはMEMS技術を用いた小型のマスフロー/圧力メータ/コントローラで、1チャネル/マルチチャネル、メネジ/継手/ダウンポート接続などお客様のご要求にあわせて多用なご提案が可能です。



この度、IQ+FLOW圧力メータ/コントローラにメタルセンサを搭載するオプションが加わりました。耐食性や透過性の面から従来のMEMSセンサが適さなかった流体にもご利用頂けるようになります。

IQ+FLOW
IQ+FLOW圧力メータ・コントローラ (左 = 1チャネル / 右 = 3チャネル)


詳細はブロンコスト・ジャパンにお問い合わせ下さい!

マスフローコントローラの出口圧力

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ブロンコストのマスフローコントローラを選定する際、お客様に「出口圧力」(この他に入口圧力、温度、流体、流量なども)をお尋ねしています。

時々(例えば)「出口圧力0.5 MPa (g)のMFCは出口圧力を0.5 MPa (g)に制御してくれるのですか?」といったようなお問い合わせを頂きます。この出口圧力と入口圧力はバルブの設計時に考慮(Kv値および許容差圧)していますが、残念ながらMFCは出口圧力を測定・制御してくれません(一部圧力測定可能な製品もあります)。

FLEXI-FLOW Compact
ブロンコストのマスフローコントローラFLEXI-FLOW
(温度の測定可/オプションで圧力測定可/設定変更により圧力制御可(この時流量は測定のみ))

圧力制御が必要となる場合、圧力コントローラEL-PERSS / IN-PRESSをご利用下さい!
(この際の流量制御をどうするか、については別途検討を要します)

el-press_p-602cv-white
ブロンコストの圧力コントローラ(P2制御)EL-PRESS P-602CV

ご不明点などありましたらブロンコスト・ジャパンにお問い合わせ下さい! 

製品紹介記事 その28 ブロンコストの隠れたヒット商品 EL-PRESSその2

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ブロンコストの隠れたヒット商品EL-PRESS/IN-PRESSシリーズのご紹介です。

EL-PRESS/IN-PRESSシリーズはAPCAutomatic Pressure Controller)に分類されます。

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ブロンコストのAPCには圧力センサーの位置で大きく分けて2つの機種があります。

圧力センサーが流量制御バルブの前(上流)にあるものと、後ろ(下流)にあるものです。

MFCの場合、流量センサーは流れを計りますので、バルブの前にあろうと後ろにあろうと、そのポイントの流量に応じた制御という事になり、用途は変わりませんが、圧力の場合は流量制御バルブで同圧になっている空間が仕切られますので、APCからみた上流の圧力を計って制御したいのか?それとも下流なのか?によって、製品の選定が変わってくるのです。

① 一次側圧力制御型APC P-700シリーズ

APC_MFC_P-700

このタイプは圧力センサーが上流側にあります。

一般的なMFCの流量センサーと同じ配置ですね。

圧力センサーがAPCより上流の圧力を測定していますので、APCの一次側圧力を一定にしたい場合に使用されます。

具体的には真空チャンバーの排気系に使用して背圧制御をしたり、ある圧力で封入されるべきワークのガス抜き弁として作動させたりします。

手動背圧弁の自動化目的で使われる用途が多いですね。

 

② 二次側圧力制御型APC P-600シリーズ

APC_P-600

こちらは上流側に制御バルブ、下流側に圧力センサーを配置したタイプです。

このタイプは下流側の圧力を一定に保つように制御しますので、チャンバーやワーク側から見た場合は供給圧力制御目的のAPCになります。

手動調圧弁の自動化目的で使われる用途が多いですね。

 

APCMFCは似ているようで、用途は全く異なります。

更にAPC選定する場合は、調圧弁的な用途なのか?背圧弁的な用途のか?を考慮頂き、決めて頂くと良いと思います。

ブロンコストまでお気軽にご相談ください。

 

広い圧力範囲をサポートする圧力コントローラーEL-PRESS/IN-PRESSシリーズに興味を持たれたら、是非ブロンコスト・ジャパン(株)へ!

製品紹介記事 その27 ブロンコストの隠れたヒット商品 EL-PRESSその1

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最近は日本国内でマスフローメーター、マスフローコントローラーで少し名前を知られるようになってきたブロンコストですが、実はEL-PRESS/IN-PRESSという圧力コントローラー(APCAutomatic Pressure Controller)では、かなり前から一部の国内のお客様では名前を知られていた存在でした。

ガス用が赤色、液体用が青のブロンコスト製品で、トレードカラーが黄色のシリーズがそれに当たります。

P-702CV


APCMFCMass Flow Controller)はどう違うのだろうという方に、まずAPCの解説をさせて頂きます。

APCとは読んで字のごとく「自動圧力制御器」です。

*ここでのAPCという言葉は、真空計とバタフライ弁の組み合わせでチャンバーの排気を制御するAPCとは別物とお考え下さい。

 

実は構造的に見るとAPCMFCは兄弟みたいな関係なのです。

図を見て頂くとわかるのですが、簡単に言うとMFCの流量センサーを圧力センサーに変えるとAPCになります。

MFC_APC

MFCが「流体の流量を測定し、設定された流量になるように制御バルブで流量を制御する」のに対して、APCは「流体の圧力を測定し、設定された圧力になるように制御バルブで流量を制御する」のです。

もう少し補足して記しますと、APCは「流体の圧力を測定し、設定された圧力になるように制御バルブで流量を制御し、その制御した流量を送り込んで(もしくは送り出して)圧力を調整する」機器なのです。

「流体の圧力を測定し、設定した圧力にするのに必要な流量を制御バルブのリフト量を自動的に可変して流し続ける」機器とも言えますね。

 

なので、APCに搭載されているバルブは基本的にMFCと同じ流量制御用のものです。

そのバルブ開度を調整すること=圧力損失を可変することで、結果的には圧力を作り出すのですが、APCが制御して生じるのはあくまで流量であり、圧力はその産物であるという点で、同じ圧力を調整する機器である機械式レギュレーター(調圧器)の弁構造とは異なります。

 

APCMFCと異なるのは、背圧制御型と供給圧制御型の2種類が存在することです。

これは圧力センサーと制御バルブの位置関係で分類されます。

詳細は次回ご説明しましょう。

 

広い圧力範囲をサポートする圧力コントローラーEL-PRESS/IN-PRESSシリーズに興味を持たれたら、是非ブロンコスト・ジャパン(株)へ!

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