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マスフローブロアーシステムの試作です。
空気のパーティクル分析等で、出口側で引っ張るポンプは脈動があり、
その脈動が測定精度に影響してしまいます。

このマスフローブロアーシステムを使えば、脈動がありません。
また、空気を加圧することも引くこともどちらでもできます。
しかもマスフローコントローラがブロアーの回転数を直接制御しますので、
ブロアー側を調整する必要がありません。
マスフローが勝手に指定した流量になるようブロアーを制御します。

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さらに良いことは、ポンプやブロアーが使用時間とともにヘタっていっても
マスフローが流量を監視し、制御していますので、
だんだんとパフォーマンスが落ちていくことがありません。
ポンプやブロアーが壊れるまで一定の流量を確保できます。